兵庫県では「徘徊」を使わないことに(認知症関連) [認知症と徘徊]

兵庫県では「徘徊」を使わないことに(認知症関連)

「徘徊」と呼ばないでほしい…
という本人達の要望があり、言い方を「道に迷っている」などの表記に変える自治体も出てきました。

兵庫県では、高齢者などの見守りネットワーク、SOSネットワークなどで「徘徊」を使わないと、手引書に明記するなどの動きが出てきています。

厚生労働省では、今のところ使用制限などの取り決めなどは行わないもの、「徘徊」と言われる認知症の方の行動が、無目的なものではないということは理解しているとの認識を示しています。

その上で、当事者の意見を踏まえ、新たな文書や行政説明などに「徘徊」は使わないとしています。

「徘徊」と言うと、やはりどうしても、困った人というイメージが消せないので、認知症の人たちからすれば、嫌な気持ちになるのは当然だと思います。

認知症高齢者の数は2015年時点で500万人。2025年には700万人に達するともいわれています。

言葉の言い換えも大事ですが、道に迷ったときの対策も、さらに充実したものが必要になってくるでしょう。

自治体の取り組み、さらには地域ボランティアだけでなく、地域全体で高齢者を見守ると言う意識が大事になってくると思います。

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